MH21-Sロゴ 砂層型メタンハイドレート研究開発

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日本周辺海域での掘削同時検層(LWD)による事前調査

2022年度事前調査

雲の隙間から日差しが差し込む2022年10月中旬、調査作業に必要な機材や物資を詰め込んだ地球深部探査船「ちきゅう」が、MH21-Sメンバー含めさまざまな関係会社の技術者や作業員を乗せて清水港を出港しました。乗船者は毎週緊急避難訓練の他、船内における安全講習を受講するなど、安全面や体調面に十分気をつけて調査に従事していました。
今回の調査では、掘削しながら物性などのデータを取得する掘削同時検層(LWD:Logging While Drilling)を実施しました。LWDでは、地下にあるメタンハイドレート層の有無の判断に必要なデータがリアルタイムでモニターに映し出されますので、ターゲットとしているメタンハイドレート層を掘り当てたことがわかった時の喜びや安堵感はひとしおです。そのほか、遠隔操作型無人潜水機(ROV:Remotely Operated Vehicle)を使用して、海底近くの流れを測定する環境調査なども行い、約2週間の調査を終え、MH21-Sメンバーに出迎えられ無事に帰港しました。


2021年度事前調査

2021年12月から2022年1月にかけて日向灘・志摩半島沖で実施した掘削作業の時の写真です。



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