メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアムについて
平成13年に発表された「我が国におけるメタンハイドレート開発計画」を実現するため、平成13年度、官民学共同のメタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム(通称:MH21)が組織されました。
「我が国におけるメタンハイドレート開発計画」は3段階のフェーズに分かれており、フェーズ1(平成13~20年度)では、東部南海トラフ海域において地震探査・試掘などを実施し、相当量のメタンハイドレートの賦存を確認しました。
フェーズ2(平成21~27年度)では、海底面下のメタンハイドレートをメタンガスとして取り出す技術の開発を目指し、平成25年3月に海洋における初のガス生産実験を実施しました(上写真)。
平成28年度より開始しましたフェーズ3では、2回目の海洋におけるガス生産実験を行うなど、将来の商業化(注)の実現に向けた技術の整備を目標としています。
注:平成30年代後半に民間企業を主体とする商業化のためのプロジェクトが開始されることを想定。
本ホームページは、メタンハイドレートの基礎的なことからMH21の成果など、メタンハイドレート開発に関わることについてご紹介しています。