海洋産出試験

メタンハイドレートは将来の天然ガス資源として注目されており、現在、「我が国におけるメタンハイドレート開発計画」が推進されています。

2012年2月~2013年8月にかけて、渥美半島~志摩半島沖(第二渥美海丘)にて第1回メタンハイドレート海洋産出試験を実施しました。同試験では、2013年3月12日~18日までの約6日間にわたってメタンハイドレート分解によるガス生産実験を実施し、累計約12万m3(約2万m3/日)のガスを確認しました。また、実験海域における短期間のメタンハイドレートの生産挙動に係るデータを取得することができました。

さらに、将来の商業化に向けて、より長期間の生産挙動を把握していくとともに、第1回試験で明らかとなったいくつかの技術課題に対する解決策の検証を行うため、第2回メタンハイドレート海洋産出試験(2015~2017年度、準備・事前掘削・ガス生産実験・廃坑作業を順に実施)を、開始しました。

まずは、2016年5月より、生産井・モニタリング井などの坑井事前掘削作業を行い、6月13日に終えたところです。

第2回メタンハイドレート海洋産出試験(事前掘削)の概要

作業期間 2016年(平成28年)5月12日~6月13日
作業地点 第二渥美海丘(渥美半島~志摩半島沖)
掘削坑井 事前調査井(1坑)、モニタリング井(2坑)、生産井(2坑)
事業主 経済産業省
関係者 事業主体:(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
オペレーター:日本メタンハイドレート調査(株)(JMH)
使用船舶 地球深部探査船「ちきゅう」

 

第1回メタンハイドレート海洋産出試験の概要

作業期間 2012年(平成24年)2月〜2013年(平成25年)8月
作業地点 第二渥美海丘
事業主 経済産業省
関係者 事業主体 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
オペレータ 石油資源開発株式会社(JAPEX)
使用船舶 地球深部探査船「ちきゅう」

 

第1回メタンハイドレート海洋産出試験の経緯

2012年(平成24年)
2月12日午前8時 清水港出港
2月15日正午 事前掘削作業開始
3月26日 清水港帰港
6月29日〜7月4日 圧力コア採取作業
2013年(平成25年)
1月28日〜3月31日 産出試験(フローテスト)・廃坑
4月1日 清水港到着
8月1日 モニタリング坑井廃坑等作業を開始
8月14日 モニタリング坑井廃坑等作業を終了

第1回海洋産出試験は、商業生産ではなく、調査段階の実験作業ですが、今後、実験データの評価を踏まえて、第2回海洋産出試験の計画や、将来の商業生産に向けた技術基盤の整備(フェーズ3:2016~2018年度を予定)を進めていく予定です。

 

試験実施地点
試験実施地点

 


スケジュール
坑井配置図

 

本件に関する資料

メタンハイドレート海洋産出試験 プレス説明会資料
メタンハイドレート海洋産出試験概念図

海洋産出試験情報


第2回メタンハイドレート海洋産出試験の事前掘削作業終了について


第2回メタンハイドレート海洋産出試験の事前掘削作業開始について


第1回メタンハイドレート海洋産出試験 原状復帰(モニタリング坑井の廃坑等)作業終了について


第1回メタンハイドレート海洋産出試験 原状復帰(モニタリング坑井の廃坑等)作業開始について


メタンハイドレート海洋産出試験(平成24年度現場作業)終了


メタンハイドレート海洋産出試験ガス生産量について(速報値)


メタンハイドレート層からのガス生産実験の終了について


メタンハイドレート層からのガス生産の開始について


メタンハイドレート海洋産出試験(平成24年度現場作業)開始


メタンハイドレート層からのコアサンプル(地質試料)採取に成功について


メタンハイドレート海洋産出試験の事前掘削作業終了について


メタンハイドレート海洋産出試験におけるROVのトラブル発生と対応について


メタンハイドレート海洋産出試験の開始について


 

第1回 メタンハイドレード海洋産出試験作業フォトギャラリー

(ガス生産実験 2013年1月〜3月)

 

1) ドリルフロア作業

1) ドリルフロア作業

2) ドリルフロアーにあるドリラーズハウス

2) ドリルフロアーにあるドリラーズハウス

3)電気検層準備作業中

3)電気検層準備作業中

4) 生産井の保護構造物を回収

4) 生産井の保護構造物を回収

5) GRA(BOPを設置するためのガイド)(GRA_Retrievable Guideline less Re-entry Assembly)準備作業

5) GRA(BOPを設置するためのガイド)(GRA_Retrievable Guideline less Re-entry Assembly)準備作業

6) BOP(暴噴防止装置)降下作業①

6) BOP(暴噴防止装置)降下作業①

7) BOP降下作業②

7)BOP降下作業②

8)BOP降下作業③−海中へ

8) BOP降下作業③-海中へ

9) BOP降下作業④-BOP海底面到着後の船上作業

9) BOP降下作業④-BOP海底面到着後の船上作業

10)船尾に取り付けられたバーナー

10)船尾に取り付けられたバーナー

11)サンドスクリーン_DSCN0569RED

11)サンドスクリーン

12)グラベルの送入作業_DSCN0501

12)グラベルの送入作業

13)坑内試験機器降下作業①

13)坑内試験機器降下作業①

14)坑内試験機器降下作業②

14)坑内試験機器降下作業②

15) 3月10日:前線通過

15) 3月10日:前線通過

16) バーナーからのフレア

16) バーナーからのフレア

17) 3月12日:フレアと夕陽

17) 3月12日:フレアと夕陽

18) 3月12日:フレア(夕刻)

18) 3月12日:フレア(夕刻)

19) 3月12日:フレア(夜)

19) 3月12日:フレア(夜)

20) 3月13日:フレア(夜)

20) 3月13日:フレア(夜)

21) GRAを海底から回収

21) GRAを海底から回収

 

(事前掘削 2012年2月〜3月)

 

1)出航の準備をすすめるちきゅう 2)出航前の綿密なミーティング 3)ドリルフロアにあるドリラーズハウス

1)出航の準備をすすめるちきゅう

2)出航前の綿密なミーティング

3)ドリルフロアにある
ドリラーズハウス

4)先端にビットのついたドリルパイプを下ろす作業 5)ROVの投下作業 6)ROV(Remotely Operated Vehicle)に音響通信機を設置する作業

4)先端にビットのついた
ドリルパイプを下ろす作業

5)ROVの投下作業

6)ROV
(Remotely Operated Vehicle)
に音響通信機を設置する作業

7)掘削作業に用いる約9mのドリルパイプ 8)船上にてデータの解析作業 9)海底坑口装置の降下準備作業

7)掘削作業に用いる
約9mのドリルパイプ

8)船上にてデータの解析作業

9)海底坑口装置の降下準備作業

10)24時間体制で作業を続ける掘削現場① 11)24時間体制で作業を続ける掘削現場② 12)テスト生産前後の温度変化等を計測するセンサーの設置作業

10)24時間体制で作業を
続ける掘削現場①

11)24時間体制で作業を
続ける掘削現場②

12)テスト生産前後の温度
変化等を計測するセンサー
の設置作業

13)検層ツール

13)検層ツール

本試験に関する問合せ、及びフォトギャラリー写真の出版物への掲載、及び放送等での利用にあたっては、MH21ホームページ「ご意見・ご質問」までご連絡下さい。